電気ヒータースイッチの修理

10年以上前に購入したカーボンヒーター(morita MS-C905Ti)を洗面所の暖房として使用していました。先日,とうとうスイッチが壊れて回らなくなりました。寿命です。

直前までスイッチの調子が悪い予兆がありましたので,壊れたのはスイッチ部分だけのようです。新品に更新してもさほど高額ではありませんが,スイッチを交換すればしばらく使用できそうです。

スリムな形状から,スイッチ部分まで分解するのはちょっと面倒でしたが,スイッチの部品を取り外すと,内部の接点が完全に壊れていたので修理は無理なようです。

使われていたパーツ(セレクタスイッチ 25T125 U PA66 5P 16A 250V)を探しましたが簡単に入手できそうにありません。そこで,別のスイッチに交換することにしました。

新品のセレクタースイッチを購入しても良かったのですが,そこまでお金をかけることでもありませんので手持ちの部品でなんとかできないかと,スイッチの各接点の接続を調べて手持ちのスイッチで代用することにしました。

スイッチに繋がっていた内部の配線を延長して外に引き出して,室内電灯の埋込スイッチを交換した際に余ったスイッチ3個を使用してみました。片切2個でメインのON-OFFとヒーターのON-OFFを,3路1個で強弱を切り替えることもできます。

相当見栄えが悪いですが,人がいる時だけの短時間の使用に限れば,しばらくの間は問題ないでしょう。

なお,電気機器の改造は感電,発火などの可能性もあり非常に危険です。知識や経験のない方は真似しないでください。

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